弊社の考える建物・設備保全(保守)管理業務とは、建物の企画設計、運営管理、建物・設備更新改修および解体に至るまで、安全で円滑、効果的で合理的な運用を実現することで資産価値の維持に寄与することが主たる目的であると考えます。建物の特性や使用用途等を理解し、最適なライフサイクルコスト等をプランニングする事で、建物全体の最良な機能維持を実現し、最適かつ効果的なコスト管理に努めます。
保全管理(保守)
法定点検、自主点検を含めて保全には大別して「予防保全」と「事後保全」があります。基本的には日常的に行う保守作業等により、故障・事故等が発生する前に修理・修繕(消耗品・機械設備の交換/更新等)等を行い、円滑な建物運用に支障を与えない予防保全が原則ですが、消耗・劣化状況や故障時の影響度等を分析可視化して異常時の波及想定の影響度をお客様にご提案し、必要性の高い予防保全に努めます。
事後保全に関しては、事前に故障時の波及想定を検討し、故障発生時における迅速且つ的確な復旧作業に努めます。
事後保全に関しては、事前に故障時の波及想定を検討し、故障発生時における迅速且つ的確な復旧作業に努めます。

運転管理
建物の特性を理解して、初期の建物設備性能を十分発揮できる運転管理を実践いたします。結果として建物施設の安全かつ快適な環境を構築し、ご提供いたします。
具体的には、保全データや劣化診断データ、建物内環境データ、気候データ、エネルギー使用データ等を包括的に統計化することで、問題点や検討事項等も可視化し日常の運転管理に反映して参ります。
具体的には、保全データや劣化診断データ、建物内環境データ、気候データ、エネルギー使用データ等を包括的に統計化することで、問題点や検討事項等も可視化し日常の運転管理に反映して参ります。

省エネルギー等
省エネルギー対策には、大別して「運用改善型省エネルギー」・「設備投資型省エネルギー」があります。当社は、ESCO事業者としての取組実績から、省エネルギーに対して多面的なデータを収集・解析・活用して様々なご提案とともに具体的な省エネルギー化を実現して参りました。
具体的には、
具体的には、
- BEMSを活用したエネルギー解析
- デマンドデータ、外気条件データ、負荷予測データ等の解析
- 動力設備運用実績データ、実能力データ等の解析
等を活用して様々な観点でのご提案を実施いたします。

具体的保全(保守)管理/点検対象
①電気設備関連
- 受変電設備
- 照明設備
- 蓄電池設備
- 非常用発電設備
- 中央監視装置
- 共同視聴設備
- 屋内配電/配線設備
- 電話設備
- 入退館設備(警備設備)etc…
②空気調和設備
- 空気調和設備(空調機/PAC等/ロスナイ等)
- 熱源機器(冷温水発生器/冷凍機/冷却塔/ポンプ類)etc...
- 送排風機等関係機器
- 各種フィルター清掃
③給排水衛生設備
- 給排水衛生設備(加圧給水ユニット/衛生ポンプ類/水廻り設備等)
- 水槽関連設備清掃(貯水槽/排水槽/湧水槽/浄化槽等)
- 各衛生配管清掃(給水配管/排水配管等)
④消防用防災設備
- 警報感知設備
- 消火設備(消火器/スプリンクラー/送水管/消火栓ポンプ等)
- 排煙設備(排煙扉/排煙口/排煙ファン等)
- 消火水槽
⑤建築付帯設備
- エレベータ(ダムウェーター等含む)
- 機械式駐車場等
- エスカレータ
- ゴンドラ
⑥衛生環境関連
- 水質検査
- 空気環境測定
- 塩素濃度測定
- 煤煙濃度測定
- 各種水槽清掃(受水槽/汚水槽/浄化槽/雑排水槽等清掃)
※赤字にて記載の項目は各種法令に基づく法定点検項目